1984-04-11 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
そこで、従来私どもはどちらかと申しますと国土緑化推進委員会を中心とした国民的な緑化運動であるとか、あるいはグリーンのキャンペーン等によりまして緑化愛林思想の普及をしてまいったわけでございます。さらに、五十八年からは政府が緑化推進運動の実施方針というのを決められましたので、それに即しまして私どもいろいろと林野庁でも対策をとっておるわけでございます。
そこで、従来私どもはどちらかと申しますと国土緑化推進委員会を中心とした国民的な緑化運動であるとか、あるいはグリーンのキャンペーン等によりまして緑化愛林思想の普及をしてまいったわけでございます。さらに、五十八年からは政府が緑化推進運動の実施方針というのを決められましたので、それに即しまして私どもいろいろと林野庁でも対策をとっておるわけでございます。
この地域は、長く保存育成して国民に健全なレクリエーションの場を提供し、その利用を通じて住民の郷土愛涵養と国土の保全美化に貢献し、あわせて林業知識、愛林思想の普及徹底に資すべきものであると思われますが、この菊池水源地区の森林施業方針についてお伺いいたしたいのであります。
しかし今日の町村、部落もだんだん当局の愛林思想といったようなものがしみ込んできて、相当に植栽熱も上ってきているようだから、制限を受けるだろうと思われるような水源林のようなものこそこの対象にしたいといったようなところがあるのです。
ただいま林野庁長官から実に意外なことをお聞きしたのでありますが、それが現状であるとするならば、わが国で現在行つているところの愛林思想宣伝、造林運動というようなものがあまり効果をあげていない、林野庁の御指導方針が国民に徹底していない、市町村にも徹底していないことになる。これは非常な大問題だと思う。
然るにこの特質を無視して愛林思想を減殺するようないろいろの施策が行われておるため、山林緑化を阻んでおる面が多いのであります。又近時盛んに緑化を叫ばれておりますが、ただ單に精神運動のみではその実効は期しがたいのであります。 よつて以下四項目に亘る民有林助長政策を強力に実行して緑化の実質的推進を図るべきであります。 その一つは森林金融の増強についでであります。
私はこの際國民にいわゆる森林の恩惠を感ぜしめると同時に、愛林思想昂揚の意味で國民奉仕デーというものを作つて、そうして過般の植林愛護デーというようなものを実際全國的に展開して植林のために奉仕する。又秋にはその植林の根刈とか下刈というような作業に奉仕するという日を設定いたしたい。その植林技術は一時間か二時間丁寧に指導すれば特別なる技術を必要としないのであります。
これに感謝し、愛林思想を昂揚するため國民全体が参加する緑化運動として、春秋二回愛林デーを設け、一週間の奉仕作業を行うのであります。 まだあるのでありますが、時間がありませんから最後に申上げますが、今日いろいろな立場から申されましたが、各党挙つてこの原因並びに対策は方針を一にしておるのであります。